魔弾の射手
作品紹介
- 作曲年 1817~21年
- 初演年 1821年
- 原作 アーペルとラウン共著「妖怪物語」
- 台本 フリードリヒ・キント
- 構成 3幕
- 上映時間 約2時間20分
登場人物
- マックス【T】若い猟師
- アガーテ【S】森林保護官の娘
- カスパール【B】悪魔と取引した猟師
ストーリー
第1幕
ボヘミアの森で、射撃の試合の予行大会が開かれている。 この大会で優れた腕前を見せなければ森林保護官の地位につけないことになっている。 若い猟師マックスは、森林保護官の娘アガーテと婚礼を控えており、森林保護官として後を継ぐためにも 大会で優秀な成績を収めなくてはならない。しかし、予行大会ではマックスの弾は一発も命中しない。
不安になったマックスに、猟師のカスパールが悪魔との取引をしないかと誘う。
第2幕
狼谷でカスパールが魔弾の鋳造を始めようとしている。 悪魔ザミエルは、6発までは命中するが、7発目は悪魔の思いのままだと告げる。 カスパールは7発目をアガーテに当てて欲しいと頼む。 しかし悪魔は、当てるのはカスパールかマックスになると言う。
一方、マックスはカスパールの誘いに乗るか迷っていた。 母の霊が現れて彼を引き止めるが、悪魔に誘われてカスパールのいる狼谷へ進む。 カスパールが7発目の魔弾を作り終えた時、彼は緊張の余り倒れる。 そこに悪魔が現れるが、マックスが十字を切ると悪魔は消えた。
第3幕
射撃大会当日。マックスは7発の魔弾のうち4発を貰い、3発を撃ち終える。 カスパールも魔弾を3発撃ち終わり、悪魔の意のままとなる7発目がマックスの手に残る。
領主は、マックスに最後の弾でハトを撃つように命じる。 魔弾が放たれ、木の中に隠れていたカスパールが撃たれ息絶える。 事の次第を告白したマックスは領主に永久追放を命じられるが、そこへ森の隠者が現れる。 森の隠者はたった一回の過ちで永久追放は酷であると諭し、1年の猶予ののちアガーテとの結婚を認める ことを勧める。領主が森の隠者の案を認めると、人々は寛大な措置を讃え、神に感謝する。