ジークフリート / ニーベルングの指輪

作品紹介

登場人物

ストーリー

第1幕

深い森の中の岩屋。 ジークリンデは男の子を産み落として死んでしまったが、その子ジークフリートはアルベリヒの 弟ミーメに育てられて立派に成長した。 一方この近くでは、巨人ファフナーが大蛇に姿を変えて指輪と財宝を守っている。 ジークフリートに大蛇を倒させ、指輪を自分の物にしようと企んでいるミーメは、昔ヴォータンによって 砕かれた剣ノートゥングの修復を試みるが、どうしても成功しない。 さすらい人の姿をしたヴォータンが現れ、ミーメに「恐れを知らない者だけが剣を再生できる」と 謎めいた言葉を残して去る。やがてノートゥングの剣は、ジークフリートみずからの手で再生された。

第2幕

大蛇ファーフナーの洞穴の前。黄金を盗むチャンスを窺って潜んでいるアルベリヒの前に ヴォータンが現れ、昔のことで口論となる。 ファーフナーには命が危ないと警告を与えて去っていくヴォータン。 やがて夜明けが近づく頃に、ミーメがジークフリートを連れてやってくる。 ジークフリートは霊剣で大蛇を退治して、指についた血をなめると小鳥の言葉が分かるようになった。 小鳥の忠告を受けた彼は、毒を盛ろうとしたミーメを一撃で切り倒す。 再び小鳥に今度は炎に囲まれて眠っている乙女ブリュンヒルデの居場所を教えられる。

第3幕

ブリュンヒルデの眠る岩山に、小鳥に導かれてジークフリートがやってくる。 その行く手を阻むのはヴォータン、剣を抜き放ちヴォータンの槍を叩き折ってみせる。 ヴォータンは考えていた。ジークフリートにわが娘であるブリュンヒルデをめとらせ、神々の世界の遺産を 彼に担わせようと。英雄の出現にヴォータンは喜ぶ。 ジークフリートが角笛を吹きながら火の中に進み入ると炎はおさまり、盾に覆われて眠るブリュンヒルデが 見える。ジークフリートは其の姿に接して初めて恐れを抱いてしまう。 ジークフリートは彼女を目覚めさせて、初めは不安におののいていたブリュンヒルデも、やがて ジークフリートの腕の中に抱かれるのだった。