ニュルンベルクのマイスタージンガー
作品紹介
- 作曲年 1862~7年
- 初演年 1868年
- 原作 オリジナル
- 台本 作曲者
- 構成 3幕
- 上映時間 約4時間20分
登場人物
- ザックス【Br】靴屋の親方
- ヴァルター【T】若い騎士
- エーファ【S】金細工師ポーグナーの娘
- ベックメッサー【Br】市の書記
- ダーヴィト【T】ザックスの従弟
ストーリー
第1幕
金細工師の娘エーファと騎士ヴァルターは礼拝の席でそっと目を交わす。 礼拝が終わった後、明日の歌合戦で優勝したマイスタージンガーがエーファに結婚を申し込める と聞く。しかし、歌の作法を知らないヴァルターは失望する。 ザックスの従弟ダーヴィトが歌の試験の準備にやって来る。 彼に歌を教わることになったヴァルターは、歌の難しさに頭を抱えるが、「マイスターとは独創的な詩と 旋律で新しい音楽を作る人」と聞いて、希望を取り戻し、歌の試験に挑む。 エーファとの結婚を望む書記ベックメッサーはライバル出現に渋い顔。 彼は記録係として採点を担当しているのをいいことに、ヴァルターが歌いだすと、すぐさま間違いだらけで 落第だと攻撃する。靴屋の親方ザックスがかばうが受け入れられない。
第2幕
乳母から試験の結果を聞き嘆くエーファ。 仕事場に戻ったザックスは今日の騎士の歌を思い出し、大いに気に入ったと呟く。 エーファが相談に来るが、密かに彼女を愛しながらもヴァルターと結ばせてやろうと考えるザックスは 巧みに話をそらす。エーファとヴァルターは駆け落ちを決心する。 エーファが変装して逃げようとすると、ベックメッサーが登場する。 とっさに隠れた二人に気づかず、エーファの服装で窓辺に立つ乳母に向かい愛を告白。 これをザックスが靴底を叩いて邪魔をして、さらにダーヴィトが恋敵と誤解して彼に殴りかかり大騒ぎに。
第3幕
翌朝、ヴァルターが昨晩見た夢を、ザックスはメモに書きとどめ応募するように勧める。 しかしその紙を盗み見たベックメッサーがザックスの作と勘違いしてなじったため、ザックスはある 名案を思いつき、メモの紙を進呈する。ベックメッサーが大喜びで帰り、ザックスは完成した新曲に 満足げ。さて、ペグニッツの野で歌合戦が始まる。まずベックメッサーが歌うが、歌詞がうろ覚えなので 何度も間違えて皆に笑われる。ザックスは本当の作曲者としてヴァルターを紹介し、彼の見事な歌に 人々は感動し、二人は祝福を受ける。ポーグナーはヴァルターをマイスターにしようとするが、彼は 不遜にも拒否する。しかしザックスがマイスターの重要性を説くと、それを受け入れる。 皆はザックスと、ドイツ芸術を讃える。