ニュルンベルクのマイスタージンガー

作品紹介

登場人物

ストーリー

第1幕

金細工師の娘エーファと騎士ヴァルターは礼拝の席でそっと目を交わす。 礼拝が終わった後、明日の歌合戦で優勝したマイスタージンガーがエーファに結婚を申し込める と聞く。しかし、歌の作法を知らないヴァルターは失望する。 ザックスの従弟ダーヴィトが歌の試験の準備にやって来る。 彼に歌を教わることになったヴァルターは、歌の難しさに頭を抱えるが、「マイスターとは独創的な詩と 旋律で新しい音楽を作る人」と聞いて、希望を取り戻し、歌の試験に挑む。 エーファとの結婚を望む書記ベックメッサーはライバル出現に渋い顔。 彼は記録係として採点を担当しているのをいいことに、ヴァルターが歌いだすと、すぐさま間違いだらけで 落第だと攻撃する。靴屋の親方ザックスがかばうが受け入れられない。

第2幕

乳母から試験の結果を聞き嘆くエーファ。 仕事場に戻ったザックスは今日の騎士の歌を思い出し、大いに気に入ったと呟く。 エーファが相談に来るが、密かに彼女を愛しながらもヴァルターと結ばせてやろうと考えるザックスは 巧みに話をそらす。エーファとヴァルターは駆け落ちを決心する。 エーファが変装して逃げようとすると、ベックメッサーが登場する。 とっさに隠れた二人に気づかず、エーファの服装で窓辺に立つ乳母に向かい愛を告白。 これをザックスが靴底を叩いて邪魔をして、さらにダーヴィトが恋敵と誤解して彼に殴りかかり大騒ぎに。

第3幕

翌朝、ヴァルターが昨晩見た夢を、ザックスはメモに書きとどめ応募するように勧める。 しかしその紙を盗み見たベックメッサーがザックスの作と勘違いしてなじったため、ザックスはある 名案を思いつき、メモの紙を進呈する。ベックメッサーが大喜びで帰り、ザックスは完成した新曲に 満足げ。さて、ペグニッツの野で歌合戦が始まる。まずベックメッサーが歌うが、歌詞がうろ覚えなので 何度も間違えて皆に笑われる。ザックスは本当の作曲者としてヴァルターを紹介し、彼の見事な歌に 人々は感動し、二人は祝福を受ける。ポーグナーはヴァルターをマイスターにしようとするが、彼は 不遜にも拒否する。しかしザックスがマイスターの重要性を説くと、それを受け入れる。 皆はザックスと、ドイツ芸術を讃える。