ファルスタッフ

作品紹介

登場人物

ストーリー

第1幕

医師カイウスがガーター亭に飛び込んできて、ビール腹の老騎士ファルスタッフをなじるが、追い返される。 ファルスタッフは2通の恋文をフォード夫人アリーチェとページ夫人メグに届けるよう子分に命令。 恋文を受け取ったアリーチェとメグは、全く同文の内容に腹を立てて仕返しを誓う。 一方、二人の従者とカイウス、青年フェトンがフォード氏にファルスタッフの好ましくない態度を告げ口する。 男女9人が賑やかに会話をする。

第2幕

ガーター亭に、アリーチェの使者クイックリーが現れ、アリーチェからの色良い返事とフォード氏が家を あける時間を告げる。得意満面のファルスタッフ。 そこへ変装したフォードが「人妻アリーチェを口説きたいので協力を」と金を差し出す。 ファルスタッフは金を受け取り、協力を約束する。 妻の企みを知らぬフォードは、本当の浮気かと疑い、自嘲と怒りをあらわにする。

フォード邸に現れ、アリーチェを口説くファルスタッフ。 打ち合わせ通りにメグが登場、怒った旦那がやって来ると告げる。 ファルスタッフは慌てて洗濯カゴの中へ隠れる。 結局フォードが見つけたのは、隠れて逢引中の娘とフェントン。 フェントンは追い出され、ファルスタッフは夫人たちに洗濯カゴごと川に放り込まれる。

第3幕

夕暮れ時、ガーター亭に再度クイックリー夫人がアリーチェの「災難のお詫びにもう一度お会いしたい」 との手紙を携えて現れる。溺れかかって不機嫌なファルスタッフはその気になって、ヴィンザー森での逢引 を承知する。一方、事情を知ったフォード氏は、自分も計画に加わると同時に、娘とカイウスの結婚を画策する。

深夜のウィンザー森。 フェントンが恋しいナンネッタに思いを馳せている。 ファルスタッフがアリーチェを口説きにかかると、「悪魔だ」とメグの声。 妖精の女王に扮したナンネッタが登場する。迷信深いファルスタッフは、仮装の妖精たちに小突き回され 悲鳴をあげて平謝り。フォードの娘を強引に結婚させようという企みはアリーチェの計らいで失敗し、 フェントンとの結婚が認められる。最後に一同で愉快に「世の中は全て冗談」と大団円で幕。