アイーダ
作品紹介
- 作曲年 1870年
- 初演年 1871年
- 原作 オギュスト・マリエット
- 台本 アントニオ・ギスランツォーニ
- 構成 4幕
- 上映時間 約2時間30分
登場人物
- アイーダ【S】アムネリスに仕える奴隷
- ラダメス【T】エジプト王護衛隊長
- アムネリス【Ms】エジプト王の娘
- アモナズロ【Br】エティオピア王、アイーダの父
ストーリー
第1幕
古代エジプトの首都メンフィスの王宮の広間。 若い武将ラダメスが、愛するアイーダとの結婚を夢見ている。 アイーダはエティオピア王女でありながら捕らわれ、身分を隠して今はエジプトの奴隷となっていた。 ラダメスに恋するエジプト王女アムネリスは、アイーダは自分の恋敵なのではと、彼女に探りを入れる。 エジプト王が兵士を引き連れて現れ、神託によりラダメスをエティオピア軍の総大将に任命する。 ひとり残ったアイーダは祖国への愛と恋人への愛の板ばさみに、苦悩する。 一方、ラダメスは神殿で、出陣へ向けて聖なる剣を手渡される。
第2幕
テーベ宮殿内。 凱旋の祝賀会に向けて着飾るアムネリスの部屋に、アイーダが入って来る。 ラダメスが戦死したという嘘に悲しむアイーダを見て、アムネリスはいよいよラダメスとの仲を確信。 やがて華麗なる凱旋の時、人々は勝利に酔う。 アイーダは捕虜の中に父であるエティオピア王アモナズロを発見し驚く。 アモナズロ以外の捕虜たちは釈放され、王は、ラダメスを王位継承者すなわちアムネリスの夫にと宣告。
第3幕
アムネリスは祭司長と共に婚礼前の祈りを捧げるため神殿へ。 一方アイーダは、恋人との逢瀬を待ち焦がれている。 しかし現れたアモナズロは娘に、ラダメスからエジプト軍の機密を聞き出せと迫る。 初めは拒むが、仕方なく同意するアイーダ。 やってきたラダメスから軍の配備を聞きだす。 その途端、隠れていたアモナズロが現れ、その本当の身分に驚愕し混乱するラダメス。 神殿から戻るアムネリス一行に発見されるが、隙を付きアイーダ親子は逃げる。
第4幕
思い悩む王女アムネリスは、アイーダを忘れるのなら命を助けるというが、ラダメスは応じない。 一切の釈明を拒んだラダメスは、裁判の結果、生き埋めの刑に処せられることになった。 自分の仕打ちを後悔し、取り乱すアムネリス。 地下牢で死を覚悟したラダメスの前に、共に死のうと忍び込んでいたアイーダが現れる。 現世での愛の成就は諦めて、来世で結ばれることを願い、二人は静かに息絶える。 地上では、アムネリスがラダメスの冥福を一人祈り続ける。