リゴレット
作品紹介
- 作曲年 1851年
- 初演年 1851年
- 原作 ヴィクトル・ユーゴー
- 台本 フランチェスコ・ピアーヴェ
- 構成 3幕
- 上映時間 約2時間
登場人物
- リゴレット【Br】 宮廷道化師
- ジルダ【S】 リゴレットの娘
- マンドヴァ公爵【T】 好色な領主
- スパラフチーレ【B】 殺し屋
- マッダレーナ【Ms】 スパラフチーレの妹
ストーリー
第1幕
マントヴァ公爵の宮廷は毎日が酒池肉林のお祭り。 華やかな舞踏会の席で、色好みのマントヴァ公爵がご夫人たちに色目を使っている。 道化師リゴレットは皮肉と追従を撒き散らしながら宴の中を動き回るが、娘を公爵に弄ばれた貴族をこけにしたため、 反対にその貴族から呪いをかけられる。
夜、家路につくリゴレットに殺し屋家業のスパラフチーレが商売を持ちかけるが、リゴレットは取り合わない。 家では愛娘ジルダが待っており、男やもめの彼の心を和ませる。 リゴレットが出て行くと、学生に化けた公爵がジルダに忍び寄り口説き始める。 ジルダは恥らいながらも恋心を抱き、彼が去った後、胸をときめかせる。 家臣たちがジルダをリゴレットの情婦と勘違いして誘拐を企てて居るところへ、リゴレットが戻る。 向かいのチェプラーノ家の女をさらうと誤魔化した家臣たちの言葉に、リゴレットも目隠しをされながら手伝うが、 相手が自分の娘と気づいた時には後の祭り。先刻の「呪い」を思い起こして愕然とする。
第2幕
ジルダがさらわれたと聞いて嘆く公爵だが、誘拐したのが家臣たちと知って喜ぶ。 さらわれた娘の居所を探りに、半狂乱のリゴレットが罵りながらやってくる。 ジルダが泣きながら現れ、事の次第を話しながら、公爵を憎みきれない女心を打ち明ける。 今や仇討ちの相手は公爵だと決意するリゴレット。
第3幕
ジルダに公爵を思い切らせようと、リゴレットは彼のお楽しみの現場を娘に見せる。 酒場ではスパラフチーレの妹、マッダレーナを公爵が口説いている真っ最中。 しかし実はリゴレットは殺し屋に公爵殺害の依頼をしていた。 兄娘の密談でそのことを知ったジルダは、自分が公爵の身代わりになろうと決意。 殺し屋は妹マッダレーナに公爵を殺さないように懇願する。仕方がないので殺し屋は「他の人を代わりに殺すことにしよう」と方針を変える。 そして、居酒屋へジルダが足を踏み入れ犠牲となる。約束の死体を受け取り、怨念を晴らしたはずのリゴレットの耳に、公爵の歌声が聞こえる。 驚いて袋を開けると、中には瀕死の娘が入っていた。泣き崩れるリゴレット。