マクベス
作品紹介
- 作曲年 1847年
- 初演年 1847年
- 原作 シェイクスピア
- 台本 アンドレア・マッフェイ
- 構成 4幕
- 上映時間 約2時間15分
登場人物
- マクベス【B】 スコットランドの貴族
- マクベス夫人【S】 マクベスの妻
- マクダフ【T】 スコットランドの貴族
ストーリー
第1幕
将軍マクベスとバンクォーが嵐の荒野で馬を走らせていると、魔女たちが現れ、二人に奇妙な祝辞を浴びせた。 マクベスには「いずれスコットランドの王になるだろう」、バンクォーには「王の父となるはずだ」と。 この不思議な出来事を夫の帰城より一足先に知らされたマクベス夫人は、あたかも当人が目の前にいるかのように、 小心者の夫を叱咤激励し、ドス黒い野望を吹き込むのだった。帰館したマクベスのもとへやがてスコットランド国王ダンカンの一行が訪れる。 夫婦は好機とばかりに国王暗殺を企て、その夜、短剣で就寝中の国王を襲う。
第2幕
城内、望みかなってスコットランドの王位に就いたマクベスだが、頭にこびりついて離れないのは、例の魔女の 「バンクォーが国王の父に」の一言。夫人は、いっそ先手を打ってバンクォーを亡き者に、と再び殺害に及ぶべく自らを奮い立たせる。 刺客がバンクォーとその息子に刃を振るい、バンクォーは落命するが息子は逃げおおせる。 大広間で夫婦が客をもてなしていると、刺客がそっと現れ、計画成就を報告。 だが、マクベスは、殺されたはずのバンクォーが血に染まって祝宴の席連なっている姿が目に映り、錯乱状態に陥る。
第3幕
洞窟、マクベスが魔女たちに自らの運命を尋ねたところ、答えは三つ。 「貴族のマクダフに気をつけろ」、「女から産み落とされた者に負けることはない」「バーナムの森が動き出さぬ限り敗れはしない」。
第4幕
バーナムの森付近。 マクダフはじめ反マクベス派が結集している。先王ダンカンの遺児マルコムはバーナムの森の木を切り、枝を手に攻撃する策略を巡らす。 城内では夫人がついに発狂、手が血に染まる幻覚に襲われる。マクベスの許に、夫人の狂死と「バーナムの森」が城に押し寄せてくるとの報が。 マクダフとの一騎打ちを演じながらマクベスは、相手が母から産み落とされたのではなく帝王切開で生まれたと知らされる。 命運尽きて倒れるマクベス。歓呼に答えてマルコムが新王の座に就く。