ナブッコ
作品紹介
- 作曲年 1842年
- 初演年 1842年 ミラノ・スカラ座
- 原作 旧約聖書ほか
- 台本 テミストクレ・ソレーラ
- 構成 4章
- 上映時間 約2時間
登場人物
- ナブッコ【Br】バビロニア王
- アビガイッレ【S】ナブッコが奴隷に生ませた娘
- ザッカーリア【B】ヘブライの大司祭
- イズマエーレ【T】ヘブライ王の甥
- フェネーナ【S】ナブッコの娘、アビガイッレの妹
ストーリー
第1章
紀元前6世紀、破竹の勢いで勢力を広げていたバビロニア王ナブッコは、エルサレムに攻め入る。エルサレムではヘブライ人がバビロニア軍の侵攻におびえている。
エルサレムの大司祭ザッカーリアは、人質として捕らえているバビロニア王ナブッコの娘フェネーナが平和をもたらすだろうと語る。
ヘブライ王の甥イズマエーレが、密かに愛していたフェネーナを逃がそうとした時、フェネーナの姉アビガイッレが姿を現した。そして、ナブッコが乗り入れてヘブライの神を侮辱。
怒ったザッカーリアは人質フェネーナに短剣を突きつけるが、彼女を愛するイズマエーレに阻まれてしまい、エルサレムはバビロニア軍の手に落ちる。
第2章
アビガイッレは自分が奴隷の子であること、父が王位を妹のフェネーナに継がせようとしていることを知って復讐に燃える。 アビガイッレがフェネーナから王冠を奪おうとした時、勝利に酔って、思い上がったナブッコが現れ、私は王ではなく神だと叫ぶ。天からの怒りの雷鳴が王冠を直撃し、アビガイッレはそれを手にし王座につく。
第3章
王位についたアビガイッレは、ヘブライ教に改宗したフェネーナとユダヤ人を処刑しようとし、ナブッコをだまし書類に署名をさせる。 だまされたことに気づいたナブッコはフェネーナの助命を乞うが、アビガイッレに幽閉されてしまう。
第4章
己の行いを反省し、ヘブライの神に許しを求めるナブッコ。ユダヤ人処刑の直前、彼は祭壇の偶像の破壊を命じ、ナブッコはユダヤ人の帰還を許可した。 そこへ深い傷を負ったアビガイッレが現れ、父と妹に許しを求め息絶える。ザッカーリアはナブッコを王のなかの王と讃える。