道楽者のなりゆき

作品紹介

登場人物

ストーリー

第1幕

アンの父は娘の恋人であるトムが真面目に仕事をしないので心配している。 トムに仕事を紹介するが、彼は大金を得ることを夢見ていて聞く耳をもたない。 そこに、悪魔のシャドウが現れ、トムの叔父が死に遺産が相続できるという話を伝える。 夢が叶ったトムは、悪魔と契約を交わすとロンドンに相続の手続きに出かける。

ロンドンに着いたトムは、女郎屋の女将と人生の義務について問答する。 女将から投げかけられる問いにトムは、悪魔の入れ知恵で模範解答を答える。 しかし、愛についてだけは、いくら悪魔が知恵を貸してもトムは答えなかった。 一方、アンは恋人を待ちきれずにロンドンへ行く決心をする。

第2幕

悪魔は、トムにトルコ女バーバとの結婚をそそのかす。 本当の愛が欲しくなったトムは、バーバと結婚することになる。 そこへ、トムを探しにきたアンがやって来が、トムは冷たくあしらう。 アンはトムが結婚したことに絶望して去っていく。

トムとバーバは朝食をとっているが、トムは上の空でほうけている。 バーバは、まだ前の女を想っていると苛立ちを見せる。 そこへ悪魔は石をパンに変える機械をトムに見せ、更に機械の大量生産の手はずを整える。

第3幕

しかしトムは破産し、競売人たちが彼の家の品定めをしている。 心配したアンが駆けつけると、バーバが現れて「トムはあなたを愛している」と告げる。 悪魔は契約期間が切れたので、トムを墓地に呼び出し彼の魂を要求する。 絶望するトムに、悪魔は最後のチャンスとしてトランプを3枚言い当てられたら助けようと持ちかける。 見事、3枚のトランプを当てたトムだったが、悪魔に呪いをかけられてしまう。

悪魔の呪いが原因で気が触れたトムに、アンは変わらぬ愛を捧げる。 そして、彼女の見守るなかでトムは息を引き取る。