ムツェンスク郡のマクベス夫人
作品紹介
- 作曲年 1930~32年
- 初演年 1934年
- 原作 ニコライ・レスコフ
- 台本 アレクサンドル・プレイス
- 構成 4幕
- 上映時間 約2時間40分
登場人物
- カテリーナ【】ジノーヴィの妻
- ジノーヴィ【】ボリスの息子
- セルゲイ【】カテリーナの愛人、使用人
- ボリス【】豪商イズマイロフ家の主人
ストーリー
第1幕
豪商イズマイロフ家の嫁であるカテリーナは、いつも舅のボリスにいびられている。 夫のジノーヴィが出かけると、使用人のセルゲイが女中をからかっている。 そこにカテリーナがやって来て、女をいじめるものではないと一喝し、セルゲイと取っ組み合いになる。 ボリスが騒ぎを聞きつけて、一同を静める。
夜になり、カテリーナは、夫が出かけているので一人淋しく寝ようとしている。 そこへ、セルゲイが部屋を訪れて本を貸してくれという。 部屋に入り込んだセルゲイは強引にカテリーナを組み敷き、彼女と関係をもってしまう。
第2幕
朝方、早く目が覚めてしまったボリスは、カテリーナの部屋に明かりが灯っているのを見つける。 彼女の部屋に足を運んだボリスは、セルゲイがカテリーナの部屋から出てくるのを見てしまう。 セルゲイは捕らえられ、鞭を振るわれたあと、倉庫に監禁される。 カテリーナは、ボリスの食事に毒を混ぜて彼に食べさせる。 毒を盛られたことに気づくが既に遅くボリスは絶命してしまう。 舅の死に、嘆き悲しんでみせるカテリーナ。
間もなくジノーヴィが戻り、事件を知ってカテリーナを責める。 しかし、カテリーナはセルゲイと共に夫の首を絞め殺害する。 夫の亡骸は、地下の酒蔵に隠し、カテリーナはセルゲイとの結婚の約束をする。
第3幕
結婚式の当日、カテリーナとセルゲイは教会に向かう。 留守の屋敷へ大酒飲みの百姓がやって来て、地下の酒蔵に忍び込む。 そこで彼が見たものは、横たわっているジノーヴィの死体だった。 現場に警察が駆けつけ、それに気づいたカテリーナは逃げようとするが、セルゲイ共々捕まってしまう。
第4幕
囚人たちがシベリアに向かって歩いている。 セルゲイはカテリーナのせいで人生が狂ってしまったと嘆き、彼女から離れて別の女の許にいってしまう。 セルゲイに見放されたカテリーナは惨めになる。 急な流れの川に差し掛かった時、カテリーナはセルゲイの新しい女を突き落とし、自分も激流に身を投げてしまう。