ムツェンスク郡のマクベス夫人

作品紹介

登場人物

ストーリー

第1幕

豪商イズマイロフ家の嫁であるカテリーナは、いつも舅のボリスにいびられている。 夫のジノーヴィが出かけると、使用人のセルゲイが女中をからかっている。 そこにカテリーナがやって来て、女をいじめるものではないと一喝し、セルゲイと取っ組み合いになる。 ボリスが騒ぎを聞きつけて、一同を静める。

夜になり、カテリーナは、夫が出かけているので一人淋しく寝ようとしている。 そこへ、セルゲイが部屋を訪れて本を貸してくれという。 部屋に入り込んだセルゲイは強引にカテリーナを組み敷き、彼女と関係をもってしまう。

第2幕

朝方、早く目が覚めてしまったボリスは、カテリーナの部屋に明かりが灯っているのを見つける。 彼女の部屋に足を運んだボリスは、セルゲイがカテリーナの部屋から出てくるのを見てしまう。 セルゲイは捕らえられ、鞭を振るわれたあと、倉庫に監禁される。 カテリーナは、ボリスの食事に毒を混ぜて彼に食べさせる。 毒を盛られたことに気づくが既に遅くボリスは絶命してしまう。 舅の死に、嘆き悲しんでみせるカテリーナ。

間もなくジノーヴィが戻り、事件を知ってカテリーナを責める。 しかし、カテリーナはセルゲイと共に夫の首を絞め殺害する。 夫の亡骸は、地下の酒蔵に隠し、カテリーナはセルゲイとの結婚の約束をする。

第3幕

結婚式の当日、カテリーナとセルゲイは教会に向かう。 留守の屋敷へ大酒飲みの百姓がやって来て、地下の酒蔵に忍び込む。 そこで彼が見たものは、横たわっているジノーヴィの死体だった。 現場に警察が駆けつけ、それに気づいたカテリーナは逃げようとするが、セルゲイ共々捕まってしまう。

第4幕

囚人たちがシベリアに向かって歩いている。 セルゲイはカテリーナのせいで人生が狂ってしまったと嘆き、彼女から離れて別の女の許にいってしまう。 セルゲイに見放されたカテリーナは惨めになる。 急な流れの川に差し掛かった時、カテリーナはセルゲイの新しい女を突き落とし、自分も激流に身を投げてしまう。