作品紹介

登場人物

ストーリー

第1幕

床屋のイワンが役人コヴァリョフのひげを剃っている。
翌朝、イワンが朝食のパンを切ると中から鼻が出てくる。 女房が、鼻をどこかに捨ててくるように言うので、不思議に思いながらも家を出る。 なかなか捨てる場所が見つからないので、鼻を河に放り投げる。 不審な行動を警察に見とがめられたイワンは、何とか言い訳するがなかなか許してもらえない。

場所は変わって、コヴァリョフの寝室。目覚めたコヴァリョフには鼻がない。 彼は、ハンカチで顔を隠しながら鼻を捜しに出かける。 大聖堂にやって来た彼は、そこに役人の姿をした鼻がいるのを見つける。 自分の顔に戻ってくれるように頼むが、鼻はあなたとは関係ないといい姿を消す。

第2幕

コヴァリョフは新聞社で、鼻に懸賞金をかける広告を依頼するが、笑って誰も本気にしない。 仕方なくハンカチで隠していた顔を見せると、納得はされる。 しかしふざけた広告は新聞社の名誉を傷つけると言われやはり断られる。 鼻がないのは手足がないよりもつらいと嘆くコヴァリョフ。

第3幕

警官が鼻を探しにやってくると、人々が行きかう中に役人の姿をした鼻が現れる。 急いで皆で鼻を取り囲み、殴りつけていくうちに鼻は元のちいさい鼻に戻る。 コヴァリョフの元に戻った鼻だったが、どうやっても彼の顔に鼻がくっつかない。 医者を呼んでも、縁談を断った娘の呪いかと疑っても全く効果なし。 しかし、ある時突然鼻が元に戻っていることに気づく。

エピローグ

オペラの登場人物が現れて、この話は一体何だったのかと口々に意見を言う。 そして幕となる。