モーゼとアロン

作品紹介

登場人物

ストーリー

第1幕

エジプトのユダヤ人はファラオに奴隷にされ、虐げられている。 偶像という姿を持たぬ神に従うようユダヤ人を説得せよと、モーゼに神から告げられる。 そして、兄アロンとともに神の言葉をユダヤ人に告げに向かう。 永遠の唯一伸を説くモーゼだが、民は神の姿を見せろと望む。しかし偶像はない。 アロンはモーゼの杖を蛇にしたり、モーゼをライ病にして、すぐに治したりと奇跡を演じる。 そして、モーゼとアロンは、神が人々のために奇跡を起こすと語り、ナイル川の水を血に変えて見せる。 ついに、神の力を信じたユダヤ人は、約束の地を求め荒野に歩みだす。

第2幕

モーゼが神託を求めシナイ山にこもり40日がたった頃、ユダヤ人たちの間に不安が広まっていた。 アロンは神の掟が下るまで待とうと説得していたが、もう限界、姿ある神を返せと非難の声も上がっていた。 アロンは不満を抑えるため、偶像崇拝を復活させ、黄金で子牛の像がまつられた。 人々は再び偶像を崇めはじめる。永遠の唯一伸を信じ偶像崇拝に反対する者は殺され、 処女がいけにえに捧げられて、周囲は乱交と自殺が渦巻く狂った騒ぎとなる。

狂乱が鎮まったころに、十戒の石版を携えたモーゼがシナイ山から帰ってくる。 そして、子牛の像を念じて消してしまう。 モーゼはアロンを責める。永遠の唯一伸を説くモーゼと、民は目で見ることのできる偶像を必要としている と説くアロンの議論は平行線。 アロンが指差すと、砂漠に火の柱が現れる。それに導かれて、民はアロンと共に去っていく。 残されたモーゼは地に倒れ絶望する。

第3幕

囚人となったアロンが、モーゼの前に立つ。 アロンは偶像崇拝をしたことで人々を異教の神に売り渡したと言う。 モーゼは人々に、世界に散って神の教えを守り戦え、惜しむものは荒地に戻ると予言する。 アロンの足かせが外されるが、彼は立ち去る途中で倒れ死んでしまう。 モーゼはいつの日か人々は神と融合するだろうと語る。