期待
作品紹介
- 作曲年 1909年
- 初演年 1924年
- 原作 オリジナル
- 台本 マリー・パッペンハイム
- 構成 1幕
- 上映時間 約30分
登場人物
- 女【S】森をさまよう女
ストーリー
第1幕
深い森の中、月の光に照らされた道。 女が一人歩いている。 かつて愛人と住んでいた家を思いつつ、三日前から姿を消した恋人を探し、さまよっている。 勇気を出して暗い森を進みながら、歌えば彼に声が届くだろうかと考えている。 深い闇の中、木々にぶつかり鳥の声に驚かされながらも女は進み、森を抜け、闇を駆け抜ける。 やがて月の光が差す広場に出る。疲れ果てた女は木陰におかれたベンチのかたわらの側に寄っていく。 そして、捜し求めていた男の死体を見つける。
女は死体を抱き、嘆き叫び、恋仇の女を恨む。 「大好きな人、大好きな人、朝が来るわ。私ひとり、ここでどうすればいいの?」 錯乱した女は、男は別の女を愛し同棲を始めていたことを思い出す。 そして嫉妬から男を殺したのは自分自身であることに気づく。 女は次第に狂気にとらわれ、魂は抜け殻のようになる。 そして、愛した男に別れを告げる。