アーノルト・シェーンベルク

Arnold Schonberg (1874~1951)

シェーンベルクの生涯

ウィーンにて、ユダヤ商人の家に生まれる。
早くから音楽の才能を見せるが、正式な音楽教育は受けていない。師についたのは作曲家ツェムリンスキーに数ヶ月のみである。 一時期、ベルリンで生活して、1903年にウィーンに戻り、一幕ものの『期待』(35歳)や、 合唱と大人数のオーケストラを必要とする声楽曲「グレの歌」を発表する。

第一次世界大戦のあとに、ベルクやヴェーベルンと共に「私的演奏教会」を設立し、現代音楽を広めることに従事する。 この頃に、「十二音技法」と呼ばれる新しい作曲技法を開発、この技法が用いられた曲に『モーゼとアロン』(55歳) があり、彼の最も有名なオペラになっている。

ユダヤ人であったことでナチスに追われ、フランスを経てアメリカに亡命している。
ロサンゼルスに腰を落ち着けたシェーンベルクは、ナチスを批判する内容の『ワルシャワの生き残り』を作曲し、1951年アメリカの地で亡くなった。

『モーゼとアロン』は、亡命や、病気などを原因に第3幕は台本のみの未完で終わっている。 現在では、第3幕は音楽なしの台詞劇として上演されることもある。

シェーンベルクの代表作品

期待Erwartung1909年
モーゼとアロンMoses und Aron1929年