アラベラ

作品紹介

登場人物

ストーリー

第1幕

退役軍人のヴァルトナー伯爵は、破産寸前なのに賭けに頼って生活している。 妻のアデライーデは不安になり占い師に相談すると「夫は賭けに負けて破産するが、上の娘に大金持ちとの縁 がある、しかし下の娘が邪魔をするだろう」と聞かされた。 ヴァルトナー伯爵には二人の娘がいるが、妹のズデンカは男として育てていた。嫁入りには何かとお金が かかるからである。ズデンカは姉のアラベラに求婚したマッテオに恋をしていた。 マッテオはズデンカに姉への取り成しを頼んでいたが、アラベラは相手にしない。

賭けに負け破産した伯爵は、大金持ちで女好きな戦友マンドリカと娘を結婚させようと考えていた。 一方妻は、マンドリカが老人であるため結婚には反対する。そこにマンドリカの来訪の知らせが。 しかし、現れたのは老人ではなく、若い青年だった。 彼はマンドリカの甥で、彼から全ての遺産を相続しており、アラベラに結婚を申し込みに来たのだった。

第2幕

舞踏会でアラベラとマンドリカが引き合わされる。マンドリカの求婚を受け入れたアラベラ。 この様子をみてマッテオは絶望する。自殺を恐れたズデンカは、マッテオに自分の部屋の鍵と偽の手紙を 渡し部屋に誘った。姉に扮して彼に体を捧げたのだった。 立ち聞きしたマンドリカはアラベラの浮気と勘違いする。

第3幕

舞踏会から戻ったアラベラは、マッテオと鉢合わせする。 マッテオはさっきまで一緒に寝室にいたはずのアラベラが、舞踏会用の正装をしているので驚く。 更に愛を交わしたと思っていた彼女が冷たくあしらうのでわけが分からない。 そこへマンドリカが現れ、アラベラを激しくなじった。誤解からマッテオとマンドリカの決闘にまで なろうとするが、そこへズデンカが現れ全てを告白する。妹の献身的な愛に心を打たれたアラベラは 彼女を称え、皆に許しを請う。誤解が解け、マンドリカとアラベラは永遠の愛を誓うのだった。