ばらの騎士
作品紹介
- 作曲年 1910年
- 初演年 1911年
- 原作 オリジナル
- 台本 フーゴ・フォン・ホーフマンスタール
- 構成 3幕
- 上映時間 約3時間15分
登場人物
- 元帥夫人【S】ヴェンデンベルク公爵夫人
- オクタヴィアン【Ms】元帥夫人の愛人【ズボン役】
- オックス男爵【B】好色な男爵
- ゾフィー【S】ファーニナルの娘
ストーリー
第1幕
舞台はウィーン。 元帥夫人は若い愛人オクタヴィアンと官能的な夜を過ごしていた。 朝になり屋敷が騒がしくなるので、元帥が戻ってきたと思いオクタヴィアンは小間使いマリアンデル に女装して隠れる。やって来たのは元帥ではなく親戚のオックス男爵だった。 好色な彼は裕福な貴族ファーニナルの娘ゾフィーと婚約したので、結納の日に銀のばらを届ける 「ばらの騎士」を紹介して欲しいと言う。夫人は肖像画のオクタヴィアンを見せてばらの騎士にどうかと勧める。 オックス男爵が去った後、夫人は若き日を思い出し物思いにふけっているので、 オクタヴィアンは別れのキスもせずに退出する。
第2幕
結納の日、ファーニナル邸。 正装したオクタヴィアンが現れ、ゾフィーにバラを贈るが、若い二人はお互いに一目ぼれをしてしまった。 そこへオックス男爵が現れ、下品で無礼な態度でゾフィーに接するので彼女は嫌悪する。 ゾフィーはオクタヴィアンに助けを求め愛を告白し抱き合っている。 それを見たオックス男爵はオクタヴィアンの決闘をするが、腕に軽い傷をおっただけで大げさに騒ぐ。 そこに、小間使いマリアンデルからオックス男爵に逢引の手紙が届き、上機嫌のオックス男爵。
第3幕
料理屋の一室。 オクタヴィアンはオックス男爵を懲らしめるため、部屋に細工をしている。 マリアンデルと食事をしたオックス男爵は彼女を口説き始める。 そこへ、子供を連れた女が現れオックスが夫だと言い張る。 警察が来て取調べが始まるが、男爵の苦しい言い逃れも元帥夫人とゾフィーの登場で、苦しい立場。 マリアンデルがオクタヴィアンの女装だったことも知り、全てに失敗した彼は空威張りして部屋を出て行く。 若い二人を見た元帥夫人は、二人の愛を感じ取り身を引き去っていく。 抱き合って愛を誓い合うオクタヴィアンとゾフィー。 二人が部屋を出て行くとき、ゾフィーの手からハンカチが落ちる。 小間使いがそのハンカチを拾い上げ、舞台を去って静かに幕となる。