エレクトラ
作品紹介
- 作曲年 1906~08年
- 初演年 1909年
- 原作 ソフォクレス
- 台本 フーゴ・フォン・ホーフマンスタール
- 構成 1幕
- 上映時間 約1時間45分
登場人物
- クリテムネストラ【Ms】ミケーネ王の未亡人
- エレクトラ【S】クリテムネストラの娘
- クリソテミス【S】エレクトラの妹
- オレスト【Br】エレクトラの弟
- エギスト【T】クリテムネストラの浮気相手
ストーリー
第1幕
トロイ戦争後のギリシャ。 ミケーネ王は、妻クリテムネストラとその愛人エギストに暗殺されていた。 王女エレクトラは、幼い弟オレストを逃がすと、自分は宮殿に残り復讐の機会を伺っている。 そこにエレクトラの妹クリソテミスが現れ、平和な生活を望む彼女は、 姉に復讐を思いとどまるように懇願する。
母親のクリテムネストラが最近悪夢に悩まされるとエレクトラに助けを求める。 エレクトラは悪夢をはらうためにはいけにえが必要だと話す。 そして、そのいけにえは母であり、あなたを殺すのは弟オレストだと叫ぶ。
だがオレストが死んだという知らせが入り、エレクトラは復讐を急ぐことに決めた。 見知らぬ男が来て身分を明かそうとする、なんと彼は成長した弟オレストだった。 オレストの育ての親の手引きで、クリテムネストラの部屋に向かったオレスト。 しばらくして彼女の断末魔の声が聞こえてくる。 そこに、エギストが帰ってきて明かりを求めると、エレクトラが嬉しそうに松明をもって現れる。 宮殿に入ったエギストは、人々から一派もろとも打ち倒される。 復讐を成し遂げたエレクトラは、喜びに満ちて踊りを踊るが、恍惚の中に倒れて動かなくなる。 妹のクリソテミスが、王宮の中に向かってオレストの名を呼ぶうちに幕となる。