モーリス・ジョゼフ・ラヴェル

Maurice Joseph Ravel (1875~1937)

ラヴェルの生涯

スペイン国境に近いシブールに生まれる。
父は鉄道技師で、まもなくパリに一家で移り住み、パリ音楽院でガブリエル・フォーレに師事した。 生涯で作ったオペラは2作品で、『スペインの時』(32歳)と、『子供と魔法』(50歳)である。 どちらもストラビンスキーに「スイスの時計職人」と称されるほど、緻密な音楽技法が用いられている。

当時の音楽家が競って応募したローマ大賞を受賞しようと、何度も挑戦した。作品は評価されながらも年齢制限で選考から外されるなど、 選考基準に物議をかもし出し、当時のパリ音楽院の院長であるテオドール・デュボアが辞任することにもなった。これは「ラヴェル事件」と呼ばれている。

1932年、交通事故にあい記憶障害などの後遺症が残ってしまった。手術を受けたが治ることはなく、生涯未婚のまま、1937年62歳で亡くなる。

ラヴェルの代表作品

スペインの時L' Heure Espagnole1907年
子供と魔法L' Enfant et les Sortileges1925年