ジャンニ・スキッキ

作品紹介

登場人物

ストーリー

第1幕

フィレンツェの大金持ちのブオーゾが亡くなり、親類たちが大げさに嘆き悲しんでいる。 だが、彼らの本当の関心は残された莫大な遺産にある。 そこで一同は遺言状探しに躍起になり、部屋中を片っ端から探し始める。 ついにブオーゾのいとこツィータの甥であるリヌッチョが遺言状を見つける。 リヌッチョは、ジャンニ・スキッキの娘ラウレッタとの結婚を許してくれるなら遺言状を渡すと言い、 伯母のツィータはそれを認め、彼はスキッキ父娘を呼びにやらせる。

しかし遺言状を開けてみると、遺産のすべては修道院に寄付するように書かれていた。 何とかこの遺言状を書き換えることができないか、という話になり、リヌッチョはスキッキを推薦する。 スキッキ父娘が到着すると、父は乗り気ではなかったが、娘が協力を頼むので相談に乗る。 結局スキッキ自身がブオーゾになりすまし、遺言状を作り換えることになる。 口々にスキッキに自分の希望を言う親類たち。

やがて公証人が呼ばれ偽ブオーゾは、その遺産のほとんどをスキッキに贈ると言う。 公証人が帰ったあと、親類たちは怒りをぶつけるがどうしようもない。 彼らは追い出され、リヌッチョとラウレッタだけが幸せに酔いしれる。 スキッキは観客にむかって、この財産処理の方法はいかがでしたかと問いかける。