フィガロの結婚
作品紹介
- 作曲年 1785
- 初演年 1786年
- 原作 ボーマルシェの喜劇「フィガロの結婚」
- 台本 ロレンツォ・ダ・ポンテ
- 構成 4幕
- 上映時間 約3時間
登場人物
- ロジーナ【S】アルマヴィーヴァ伯爵夫人
- アルマヴィーヴァ伯爵【Br】セビリヤの領主
- フィガロ【Br】伯爵の従者
- スザンナ【S】フィガロの婚約者
- ケルビーノ【Ms】伯爵家の小姓
ストーリー
第1幕
アルマヴィーヴァ伯爵邸の一室。 伯爵の従者フィガロと伯爵夫人の従者スザンナが自分たちの結婚の準備をしている。 伯爵はスザンナに下心があり、廃止した初夜権の復活させようとしていた。 そうはさせないと意気込むフィガロ。
一方、女中頭マルチェリーナと医師のバルトロが登場。マルチェリーナはフィガロに惚れていて 借金の証文を使って彼と結婚しようと考えていた。
スザンナが一人になった時、小姓ケルビーノが現れバルバリーナとの逢引を伯爵に見つかり クビになったので取り成して欲しいとスザンナに頼みにくる。 ケルビーノはその時、スザンナにも言い寄ってくる。それが伯爵に見つかってしまう。 スザンナの取り成しでクビは免れたものの、ケルビーノは軍隊行きを命じられる。
第2幕
アルマヴィーヴァ伯爵夫人のロジーナが、伯爵の愛が冷めていくのを悲しんで思いにふけっている。 フィガロ、スザンナとロジーナは伯爵にひと泡吹かせようと計画する。 フィガロが去ると、軍服姿のケルビーノが別れの挨拶に来る。かねてからの計画どおり ロジーナとスザンナはケルビーノを女に変装させるが、伯爵がやって来る。 計画がばれては大変と、ケルビーノを隣の部屋に隠す。 伯爵は慌てふためくロジーナの様子から、ケルビーノが隣の部屋にいると察する。 夫人と一緒に隣の部屋の鍵を取りに伯爵が去った隙に、ケルビーノは窓から飛び降りて逃げ、スザンナは 隣の部屋に残る。戻ってきた伯爵はケルビーノがいないので、釈然としないまま夫人に謝る。
第3幕
フィガロの借金についての裁判が始まり、フィガロはマルチェリーナと結婚するように命じられる。 しかし、フィガロがマルチェリーナとバルトロの子供であると判明し、親子二組の結婚式が行われることになった。 伯爵夫人とスザンナは、伯爵を深夜の庭におびき出す手紙を書き、そっと手渡す。
第4幕
伯爵邸の深夜の庭。 バルバリーナから伯爵が今夜密会する相手が、スザンナであると聞いたフィガロ。 裏切ったスザンナに目にもの見せてくれようと物陰に隠れている。 女中の衣装を着た伯爵夫人は、暗がりでスザンナと思いこんだケルビーノと伯爵に言い寄られる。 フィガロが出てくるので二人は別々に逃げたした。 後にはフィガロと伯爵夫人の衣装を着たスザンナが残るが、声からスザンナだと知ったフィガロは彼女と仲直りする。 それを見た伯爵は、ロジーナとフィガロが仲良くしていると勘違いして、皆を集め不実者を罰しようとする。 その時、女中の衣装を着たロジーナが現れ、真相を知った伯爵は平謝り。 ロジーナは伯爵を許し、全員喜び合いながらの幕となる。