イドメネオ

作品紹介

登場人物

ストーリー

第1幕

トロイア戦争後、トロイアに勝ったクレタの王イドメネオの帰還を民衆は待っている。 イドメネオの息子イダマンテは捕虜となっている敵方のトロイア王女イリアと相思相愛。 イドメネオは帰還の途中、嵐にあい遭難しかけるが、海神に命を助けられる。 王は陸で最初に会った人間をいけにえに捧げると誓ったことを後悔している。 皮肉なことに王は最初に息子イダマンテに出会ってしまう。

第2幕

イドメネオは、腹心アルバーチェに事情を話し王子を助けるための助言を請う。 彼の助言に従い、息子をアルゴスの王女エレットラとともにアルゴスへ行かせ海神の怒りが鎮まるのを 待つことにした。イダマンテに思いを寄せるエレットラは共に故郷に戻れることを喜び船に向かう。 しかし二人が乗船しようとすると、嵐が起こり、海が荒れ狂う。 海神が約束を破ったので怒り、そして怪物を差し向けたのである。

第3幕

人々が怪物の恐怖に恐れるなか、イダマンテは死を覚悟して怪物と戦い、そして退治した。 しかし、本当に海神の怒りを納めるには、イドメネオがいけにえにならなければならないことを彼は知る。 そして父親が息子の胸に剣を刺そうとしたとき、イリアが入ってきて自分をいけにえとして捧げるように 申し出る。すると突然、神託の声が響き渡り、イドメネオが王位を退き、イダマンテが王位に、イリアは その妃となることが告げられる。 エレットラは怒りに震えるが、イドメネオは神託に従うと宣言する。 一同の喜びのもと神を称えて幕となる。