ウリッセの帰郷
作品紹介
- 作曲年 1640年
- 初演年 1641年
- 原作 ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」
- 台本 ジャコモ・バドアロ
- 構成 プロローグと3幕
- 上映時間 約3時間
登場人物
- ウリッセ【T】トロイ戦争の英雄
- ペネロペ【S】ウリッセの妻
- テレマコ【T】ウリッセの息子
ストーリー
プロローグ
天上で「人間のはかなさ」、「時」、「運命」、「愛」についての議論がなされている。
第1幕
イタケ島の宮殿。王妃ペネロペが、トロイ攻略から20年も戻らないウリッセ王を嘆く。 ウリッセを乗せた船が到着。トロイ陥落を恨む海神ネットゥーノは船員を石にしてしまう。 女神ミネルヴァによって老人姿にされたウリッセは、忠実な豚飼いエウメテを訪ねる。 ミネルヴァが天駆ける馬車で王子テレマコをイタケ島に運ぶ。父との再会を喜ぶ王子。
第2幕
王宮の客として滞在し国の富を食いつぶす求婚者たちは、王妃に迫り毎度ながら断られる。 豚飼いが王子の帰国と国王の無事を伝えても、王妃は信じない。 求婚者らは王子殺害を企む。王妃はウリッセの弓を引けたものと結婚すると宣言する。 誰もが成功しないが、老人に身をやつしたウリッセが弓をひき求婚者を次々と射抜く。
第3幕
ミネルヴァがウリッセを許すように神々に願い、海神もついに聞き届ける。 王の姿でウリッセが登場する。王妃にはまだ夫と信じられないが、夫婦の秘密について語るので やっと王と納得する。再会を喜ぶ二人の二重唱で幕となる。