オルフェオ
作品紹介
- 作曲年 1606年
- 初演年 1607年
- 原作 オヴィデウス
- 台本 アレッサンドロ・ストリッジョ
- 構成 プロローグと5幕
- 上映時間 約1時間40分
登場人物
- オルフェオ【T】地獄さえ従えた男
- エウリディーチェ【S】オルフェオの妻
- プルトーネ【B】地獄の王
- プロセルピナ【S】プルトーネの妻
- カロンテ【B】三途の川の渡し守
ストーリー
プロローグ
音楽の精が現れ、自分は乱れた心を静めることができると言い、地獄さえ従えたオルフェオの話を するためにやってきた。
第1幕
美しい野原で羊飼いや妖精たちが、オルフェオとエウリディーチェの結婚の祝宴を開いている。 オルフェオはエウリディーチェを妻にしたことを喜び歌い、彼女も応じて歌う。 愛を確かめ合う二人を囲み羊飼いや妖精たちも幸せに歌う。
第2幕
エウリディーチェの友人シルヴィアが現れ、エウリディーチェが花摘みをしている最中に 毒蛇にかまれて死んだことを告げる。 オルフェオは嘆き悲しむが、地獄の王プルトーネに妻を生き返らせてもらおうと決意する。 もしも願いが聞き届けられないなら、自分も死の国に留まる思いで。
第3幕
死の国の三途の川のほとり。 オルフェオは川を渡ろうとするが、渡し守のカロンテは冷たく彼の行く手をさえぎる。 しかし、オルフェオの美しい歌に聞きほれるうちにカロンテは眠ってしまう。 その隙にオルフェオは三途の川を渡り対岸に着くことができた。
第4幕
地獄の王プルトーネの妻プロセルピナはオルフェオの歌に感動して、エウリディーチェを生き返らせる ように夫を説得する。そこでプルトーネは条件付きで生き返らせることを承知する。条件とは、現世に 辿り着くまで決してエウリディーチェを振り返って見ないことだった。
地上へ戻る中、オルフェオは妻が本当について来ているか不安になって振り向いてしまう。 約束を破ったことで、エウリディーチェは嘆きながら死の国に連れ戻されてしまった。
第5幕
再び、美しい野原。オルフェオは妻を失った悲しみを嘆いている。 そこに天国からアポロが降りてきて、共に天に昇り不滅の命を与えようと言う。 オルフェオは歌いながら天へ昇り、羊飼いたちが見送りながら彼を讃える。