女性オペラ歌手
ソプラノ
アンジェラ・ゲオルギュー
Angela Gheorghiu
1965年、ルーマニアのアジュート生まれ。
1990年にクルージュ国立歌劇場で「ボエーム」のミミ役でデビュー。
有名な役どころは、「ドン・ジョヴァンニ」のツェルリーナ、「ボエーム」のミミ、「トゥーランドット」のリュー、「カルメン」のミカエラなど。
そして、「椿姫」のヴィオレッタが最高のはまり役で、大成功を収める。夫はテノール歌手のロベルト・アラーニャ。
キリ・テ・カナワ
Kiri Te Kanawa
1944年、ニュージーランドのギズボーン生まれ。
1969年に「カルメン」でデビュー。1971年にコヴェント・ガーデン王立歌劇場での「フィガロの結婚』の伯爵夫人、
「オテロ」のデズデモーナで名声を高める。
1982年エリザベス女王より男性の“サー”の称号に当たる“デイム”の称号を受ける。
モンセラ・カバリエ
Montserrat Caballe
1933年、スペインのバルセロナ生まれ。
1956年にバーゼル市立劇場で「ラ・ボエーム」のミミでデビュー。
1965年、カーネギーホールで「ルクレツィア・ボルジア」のタイトル・ロールを歌い、脚光を浴びる。
幅広いレパートリーで、歌のダイナミクスの表現は比類がないと絶賛されている。
マリア・カラス
Maria Callas
1923年、アメリカはニューヨーク生まれ。
1938年アテナイ王立歌劇場で『カヴァレリア・ルスティカーナ』のサントゥッツァを歌ってデビュー。
卓越した心理描写力と演技力で、オペラの登場人物を表現し、オペラの歴史を変えた人。
喉を痛め、1965年にオペラを引退し、77年に没するが、今も尚20世紀最高のプリマドンナである。
ルネ・フレミング
Renee Fleming
1959年、アメリカはペンシルヴァニア生まれ。
1989年、「フィガロの結婚」の伯爵夫人役でオペラ・デビューを果たし、1991年の「メデア」にて一躍名声が高まった。
ソプラノ歌手としては珍しいすらりとした体型で、磨きぬかれた美声を持ち、新しい音楽と古典的な作品の両方をレパートリーとして活躍している。
エヴァ・メイ
Eva Mei
1969年、イタリア生まれ。
1990年にウィーン国立歌劇場で「後宮からの逃走」のコンスタンツェでデビュー。
同じ年に、コンクールでカテリーナ・カヴァリエリ賞を受賞している。
主な役どころに、「魔笛」の夜の女王、パミーナ、「夢遊病の女」のアミーナ、「ジャンニ・スキッキ」のラウレッタなどがある。
ジェシー・ノーマン
Jessye Norman
1945年、アメリカ・ジョージア州生まれ。
68年にミュンヘン国際コンクールで優勝、一躍注目を浴び、翌年1969年、「タンホイザー」のエリザベートでデビュー。
オペラ以外にも、リサイタル活動に専念していた時期もあり、レパートリーはポピュラーから黒人霊歌まで幅広い。
メゾソプラノ
アグネス・バルツァ
Agnes Baltsa
1944年、ギリシャ生まれ。
1968年にフランクフルト歌劇場で「フィガロの結婚」のケルビーノ役でデビュー。
1970年にはウィーン国立歌劇場で「ばらの騎士」のオクタヴィアン役で、ズボン歌手として有名に。
得意な役は、「カルメン」、イタリアオペラの数々。レパートリーが広く、現代メゾソプラノの第一人者。
ヴェッセリーナ・カサロヴァ
Vesselina Kasarova
1944年、 ブルガリアのストラ・ザゴーラ生まれ。
1989年にソフィア国立歌劇場で「ナブッコ」のフェネーナ役でデビュー。
「ドン・ジョヴァンニ」のツェルリーナ、「コシ・ファン・トゥッテ」のドラベッラ、「皇帝ティトゥスの慈悲」におけるヴィテリアなど、
近年の主要なモーツァルト・オペラには欠かせない存在。オペラの他、コンサートや歌曲のリサイタルでも活躍している。
チェチーリア・バルトリ
Cecilia Bartoli
1966年、 イタリアのローマ生まれ。
両親が二人とも歌手である恵まれた環境で育ち、9歳のとき、「トスカ」の羊飼いの少年役で初舞台を踏んでいる。
モーツァルトとロッシーニのオペラで有名な役どころが多く、最近ではバロックや初期の古典派音楽にもレパートリーを増やしている。
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター
Anne Sofie von Otter
1955年、 スウェーデン生まれ。
1983年に、バーゼル歌劇場でハイドンの歌劇「Orlando paladino」のアルチーナ役によりデビュー。
ズボン役として名が有名で、「ばらの騎士」のオクタヴィアンがはまり役だ。
オペラ曲以外にも、宗教曲、歌曲といったジャンルにも幅広く活躍の場を広げている。