利口な女狐の物語
作品紹介
- 作曲年 1920~23年
- 初演年 1924年
- 原作 チェスノフリーデク
- 台本 作曲者
- 構成 3幕
- 上映時間 約1時間45分
登場人物
- ビストロウシカ【S】女狐
- 猟場番【Br】
- 校長【T】
- 神父【B】
ストーリー
第1幕
のどかなひととき、猟場番がこかげで居眠りをしている。 小狐のビストロウシカが、蛙にいたずらをする。飛び跳ねた蛙が猟場番の上に落ちると彼は目を覚ます。 猟場番は、小狐を捕まえて家で飼うことにした。
家で飼われているビストロウシカは、なんとか逃げようとする。 鶏たちが動けないビストロウシカをからかうので、彼女は死んだ振りをして鶏たちを誘き寄せる。 そして、近づいた鶏たちをかみ殺してしまったので、猟場番の女房は怒りだす。 その隙に縄を切って逃げ出すビストロウシカ。
第2幕
森に逃げたビストロウシカは、穴の中に住む穴熊に話しかけるが、彼は意地悪をする。 そこで、穴熊の悪い噂を森の動物達に言いふらす。居たたまれなくなった穴熊は巣をしぶしぶと出て行く。 そして、女狐は穴熊の巣を自分のものにした。
一方人間界では、猟場番、校長と牧師がカードゲームに興じている。 牧師が猟場番に狐に逃げられたことをからかうと、次第に雰囲気が悪くなり解散となる。 ビストロウシカは、酔っ払った校長と牧師を翻弄したり、からかったりしている。 校長と牧師は恐れをなして逃げ出したが、猟場番だけは昔飼っていた狐だと分かる。
第3幕
密猟者のハラシタに鉄砲で撃たれたビストロウシカは死んでしまう。
猟場番は、昔を思い出しながら居眠りをしていると、夢のなかにビストロウシカが出てくる。
追いかけて捕まえてみると、それは蛙になってしまう。
すると蛙が、昔あなたの上に落ちた蛙は私のおじいさんです。と叫ぶ。