クリストフ・ヴィリバルト・グルック

Christoph Willibald Gluck (1714~1787)

グルックの生涯

1714年、ドイツのエラスバッハに生まれ、ボヘミアで育つ。
チェコ大学で数学を専攻し、イタリア音楽も学んでいく。20歳頃にウィーンに赴き23歳までミラノでサンマルティーニに教えを受ける。 ミラノで宮廷詩人であり、台本作家のメタスタージオとの交友を深め、後のオペラ作曲の親密なパートナーとなる。

グルックは、バロック時代の最後からウィーン古典主義にかけて、ウィーンとパリを中心にオペラ改革に大きな足跡を残した作曲家である。 その代表作に『オルフェーオとエウリディーチェ』(48歳)がある。この作品は、バロックオペラを独自のやり方で演出した 自他ともに認める改革オペラの第一号となった。

当時のオペラは、声の技巧が優先になり音楽と劇との間に溝ができてしまったり、題材が現実離れしているなどの問題を抱えていた。 グルックは、そのオペラの方向を、真実味のある音楽と融合した舞台を作り上げて正したといえる。

『トーリドのイフィジェニ』は、グルックの改革オペラの最後の曲となり、1787年、ウィーンで73歳で亡くなる。
改革オペラは、後のモーツァルトに与える影響が大きく、グルックの業績は大きい。

グルックの代表作品

オルフェーオとエウリディーチェOrfeo ed Euridice1762年