男性オペラ歌手
テノール
ホセ・カレーラス
Jose Carreras
1946年、スペインに生まれる。三大テノールの一人。
1958年に11歳にして、リセオ劇場での「ペドロ親方の人形芝居」で初舞台を踏む。
1971年ヴェルディ声楽コンクールで優勝し、ソプラノ歌手カバリエとともに「マリア・ストゥアルダ」でロンドンにデビュー。
白血病に倒れるが、ドミンゴの支援もあり治療に成功し歌手として復活することができた。
ルチアーノ・パヴァロッティ
Luciano Pavarotti
1935年、イタリアに生まれる。三大テノールの一人。
1961年にレッジョ・エミーリア市立歌劇場で「ボエーム」のロドルフォ役でデビュー。
ドニゼッティのオペラ「連隊の娘」でトニオ役のアリアでハイ-C(高い「ハ」音)歌ってのけたことで、
「キング・オブ・ハイC」と呼ばれるようになった。
2004年、「トスカ」のカヴァラドッシ役を演じた後、オペラ上演からは引退する。
プラシド・ドミンゴ
Placido Domingo
1941年、スペインに生まれる。三大テノールの一人。
1961年にメキシコで「椿姫」のアルフレード役を歌い、本格的にデビューする。
ヴェルディ、プッチーニなどのイタリア・オペラ、フランス・オペラ、ワーグナーなどの
ドイツ・オペラを演目をレパートリーとしている。
指揮者、ワシントン歌劇場、ロサンジェルス歌劇場で芸術監督としても活動している。
ホセ・クーラ
Jose Cura
1962年、アルゼンチンに生まれる。
次世代の3大テノールの一人。
合唱の指揮から転向して、1992年にヴェローナで「ポリッチノ」の父親役でオペラデビューする。
1994年、国際オペラ・アリア・コンクールに優勝し、名声を高める。
1998年、新国立劇場「アイーダ」のラダメス役で日本デビュー。
1998年6月 ミラノ・スカラ座で「マノン・レスコー」で大成功を収めている。
マリオ・デル・モナコ
Mario Del Monaco
1915年、イタリアに生まれる。
1941年にミラノで「蝶々夫人」のピンカートン役でデビューする。
「黄金のトランペット」と呼ばれた輝かしい声を持ち、「トスカ」、「道化師」、「アンドレア・シェニエ」を得意とする。
また、オテロを数多く歌ったオテロ歌手としても歴史を残す。1982年に没する。
ジュゼッペ・サッバティーニ
Giuseppe Sabbatini
1957年、イタリアに生まれる。
次世代の3大テノールの一人。
元はオーケストラのコントラバス奏者で、ローマRAI交響楽団の首席奏者だったが、
1987年にスポレート音楽祭で「ルチア」のエドガルド役で歌手としてデビューしている。
ロベルト・アラーニャ
Roberto Alagna
1963年、フランスに生まれる。
パリでラファエル・ルイスに師事した以外はほとんど独学で歌を学ぶ。
1988年にパヴァロッティ国際声楽コンクールに優勝し、翌年、グラインドボーン・ツアリング・オペラで「椿姫」のアルフレード役でデビューする。
妻はソプラノ歌手のアンジェラ・ゲオルギュー。
ニコライ・ゲッダ
Nicolai Gedda
1925年、スウェーデンに生まれる。
1952年にクリスティーネ・ネルソン声楽コンクールに優勝し、ストックホルム王立歌劇場で「ロンジュモーの郵便御者」のシャプルー役でデビュー。
ロシア語、英語、独語、イタリア語の歌を歌うだけでなく、日常会話も全く問題なく話せる語学の達人。
なかでも、フランス語はフランス人以上にうまく表現ほど。
イアン・ボストリッジ
Ian Bostridge
1964年イギリスに生まれる。
歴史と哲学の博士号を持っており、声楽についてはほとんど独学。
1994年パーセル・ホールでの「冬の旅」でデビュー。
同年、コヴェント・ガーデン音楽祭の「真夏の夜の夢」のライサンダーでオペラの初舞台を踏む。
バリトン
ヘルマン・プライ
Hermann Prey
1929年、ドイツのベルリンに生まれる。
1952年に放送協会の音楽コンクールで優勝し、翌年ヴィースバーデンで「フィデリオ」の囚人役でデビュー。
「フィガロの結婚」のフィガロ役と「魔笛」のパパゲーノ役は彼のはまり役で、人気が高かった。
1998年に没する。
ブリン・ターフェル
Bryn Terfel
1965年、イギリスのプルヘリに生まれる。
ロンドンのギルド・ホール音楽学校に学び、1989年、カーディフの国際声楽コンクールで優勝。
1990年にウェルシュ・ナショナル・オペラにて、「コジ・ファン・トゥッテ」のグリエルモ役でデビュー。
1992年、ザルツブルク・デビューを機に国際的な活動を開始。
バス
ニコライ・ギャウロフ
Nicolai Ghiaurov
1929年、ブルガリアに生まれる。
1955年にソフィア国立歌劇場で「セビリアの理髪師」のバジリオ役でデビュー。
バス歌手として名声は、1965年のザルツブルク音楽祭でカラヤン指揮の「ボリス・ゴドノフ」のタイトルロールを演じたこと。
2004年に没する。
クルト・モル
Kurt Moll
1938年、ドイツに生まれる。
1961年にアーヘン市立劇場の「オテロ」のロドリーゴ役でデビュー。
彼の深くどっしりした声のはまり役として、「魔笛」のザラストロ、「ばらの騎士」のオックス男爵など。
2006年にオペラ歌手として引退。