ねじの回転
作品紹介
- 作曲年 1954年
- 初演年 1954年
- 原作 ヘンリー・ジェイムス
- 台本 マヴァンウィー・パイパー
- 構成 2幕
- 上映時間 約1時間45分
登場人物
- クイント【T】幽霊
- 家庭教師【S】
- グロース夫人【S】家政婦
ストーリー
第1幕
田舎町に家庭教師としてやってきた女は、マイルズと妹フローラを預かることになっている。 子供たちの両親はすでに他界しており、後見人から、子供たちの教育には彼女がすべての責任をもち、 決して後見人には連絡を取らないという条件がついていた。
家庭教師を歓迎するマイルズと妹フローラと家政婦のグロース夫人。 あるとき、グロース夫人が学校からの手紙を持ってきた。 それはマイルズの退学を告げるもので、退学の理由に思い当たる節がないという。 彼女は夕暮れ時、塔の上に見知らぬ男の姿を見て、不安にかられる。 家庭教師が男の話をグロース夫人にすると、それは以前マイルズの従者をしていたが、 既に死んでいるクイントですと彼女は言う。 グロース夫人の話を聞いた家庭教師は、死んだクイントから子供たちを守ろうと決意する。 その後、家庭教師は、湖の周りで前の家庭教師だったミス・ジェスルの亡霊に出会う。 二人の亡霊から子供たちを守ろうとする家庭教師とグロース夫人。 二人が子供たちに近づくと亡霊たちは消えてしまう。
第2幕
ミス・ジェスルとクイントは、互いに非難しあいながら、二人の子供たちを亡霊たちの世界に連れて行こうとしている。 悩んだ家庭教師は、禁を破り後見人に手紙を書き始める。 しかしマイルズは、クイントに言われたとおりに手紙を奪ってしまう。 マイルズがピアノを弾いている間にフローラはそっと出て行く。 家庭教師とグロース夫人がフローラを探しに行くと、フローラは湖のほとりにミス・ジェスルと一緒にいた。 フローラを家に連れ戻し、翌朝にグロース夫人が後見人のところにつれてゆくことになった。 マイルズはやがて手紙を盗んだことを認め、クイントは悪魔だと叫んで倒れる。 家庭教師は倒れたマイルズに駆け寄るが、彼は既に息絶えていた。