カルメン
作品紹介
- 作曲年 1873~4年
- 初演年 1875年
- 原作 プロスペル・メリメ
- 台本 リュドヴィック・アレヴィ
- 構成 4幕
- 上映時間 約2時間45分
登場人物
- カルメン【Ms】ジプシーの女
- ドン・ホセ【T】竜騎兵の伍長
- エスカミーリョ【Br】闘牛士
- ミカエラ【S】ホセの許婚
ストーリー
第1幕
田舎に母と許婚を残してセビリアにやってきたドン・ホセは、竜騎兵の伍長を務めている。 許婚ミカエラがある日、ホセに会いに来たが、交代の時間を待てと言われ、一旦その場を去る。 遠くでラッパが鳴り、交代の時間を知らせる。タバコ工場でも昼休みの鐘が鳴り、女工たちが出てくる。 女工の一人であるカルメンは言い寄ってくる男達には目もくれず、自分に無関心なホセに情熱的な 眼差しを送る。ホセはミカエラと再会し、母の便りを聞いてしばし故郷を懐かしむ。 暫くして工場で騒ぎが起き、その張本人のカルメンが捕まるが、ホセに色仕掛けで迫る。 誘惑に負けたホセは、カルメンの縄を解いてやり、彼女を逃がしてしまう。
第2幕
居酒屋でカルメンが、密輸業者仲間と話していると、人気闘牛士エスカミーリョが現れ、 カルメンに気のある素振りを見せて去っていく。 そこへ、カルメンの逃走を助けたために牢屋に入っていたホセが釈放されてやって来る。 ホセはカルメンに思いの深さを訴えるが、彼女は、それなら兵隊を辞めて放浪生活をしようと ホセの気持ちを試す。悩むホセは、戻ってくるように促しにきた上官スニガと口論になってしまう。 そこを密輸業者に助けられ、ついにホセは仲間に加わることを承知してしまう。
第3幕
山の中の休憩地で、カード占いをするカルメン。 そこにミカエラがホセを探して現れるが、見張り役をしていたホセが、誤って発砲するので身を隠す。 エスカミーリョが通りかかり、カルメンをめぐって決闘となる。 ジプシーが二人の間に入って仲裁し、エスカミーリョが去っていくと先ほどのミカエラが連れてこられ ホセの母が危篤であるとこを告げる。ホセはカルメンに未練を残しながらも一旦は下山することを決意する。
さて今日は闘牛の日。大歓声の中、ミスカミーリョがカルメンを伴って闘牛場に姿を見せる。 フラスキータとメルセデスはホセが来ていると注意するが、カルメンは意に介さない。 カルメンが独りになると物陰から思いつめたホセが現れる。 もう一度やり直そうと言う彼の願いを退けるカルメン。 その上、今はエスカミーリョを愛していると言ってのけ、ホセに貰った指輪を投げ返す。 逆上したホセはナイフでカルメンを刺し、くずれおちる彼女に身を預けるようにして号泣する。