エクトル・ベルリオーズ

Hector Berlioz (1803~1869)

ベルリオーズの生涯

フランス南東部のラ・コート・サンタンドレの由緒ある家に生まれる。
父は医者で、ベルリオーズに高い教養を身につけさせるために教育に力を入れる。1821年に、父の意向で医学を学ぶためパリに出されるが、 次第にオペラに関心を寄せ、ついには親の反対を押し切ってパリ音楽院に入学する。

1827年に、パリを訪れた劇団の人気女優スミッソンに片思いをし、結局は振られてしまうが、その時の感情を1830年に作曲した『幻想交響曲』に吹き込むことになる。 同年、4度目の挑戦で、フランスの奨学金付留学制度(ローマ大賞)を獲得し、ローマに2年間の留学を果たす。留学後、パリに戻ったベルリオーズは、かつての片思いの女優スミッソンと 結婚する。

結婚してモンマルトルに住んでからは、オペラ作曲に情熱を燃やすが、なかなか認められなかった。
1858年、ヴェルギリウスの叙事詩『アイネーイス』を題材にして自ら台本を書いた『トロイ人』(60歳)を発表する。

当時、ベルリオーズは作曲家としてよりも指揮者として有名で、定期的に各地へ演奏旅行をしていたという。
1869年、パリで病にて倒れた。享年65歳。

ベルリオーズの代表作品

トロイ人Les Troyens1863年